「働きながらでも国家試験って受かるの?」
「お金をかけたくないから独学したいけど、何から始めたらいい?」
「どれくらいの期間勉強すればいいの?」
こうした疑問・お悩みに
- 福祉系の4年制大学を卒業後、
- 一度社会人としてフルタイムで働きながら、
- 半年間の
- 独学で
- 一発合格
した私がお答えします(^^)/
実際の「独学ノート」やおすすめの参考書をお見せしながら解説しますね!

目次
【社会人でも独学合格したノート公開】社会福祉士国家試験・勉強方法
※社会福祉士の国家試験は、まず「受験資格」をクリアする必要があります。
私は大学で必要科目を履修し、大学卒業時に受験資格を取得しました。
▶あなたに受験資格があるかどうか・受験資格の取得方法はこちらでまとめていますので、チェックしてみてください(*^^)v
①社会福祉士国家試験の概要を知る
まずは相手(試験の概要)を知りましょう。
出題形式
- 試験は、筆記の方法により行なう。
- 出題形式は五̪肢択一を基本とする多肢選択形式
- 出題数は150問
- 総試験時間数は240分
- 1問1点の150点満点
筆記のみ、さらに選択問題のみということが分かりますね。
面接などの準備は不要ですし、筆記でも小論文などもありませんので、ひたすら知識を詰め込んでいくスタイルでOK!
合格基準
- 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
- 前項を満たした者のうち、以下の19科目すべてにおいて得点があった者であること。
つまり、「この科目は難しいから捨てよう!」はできないということですね。涙
試験科目
19科目です(´;ω;`)ウッ…
- 人体の構造と機能及び疾病
- 心理学理論と心理的支援
- 社会理論と社会システム
- 現代社会と福祉
- 社会調査の基礎
- 相談援助の基盤と専門職
- 相談援助の理論と方法
- 地域福祉の理論と方法
- 福祉行財政と福祉計画
- 福祉サービスの組織と経営
- 社会保障
- 高齢者に対する支援と介護保険制度
- 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
- 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
- 低所得者に対する支援と生活保護制度
- 保健医療サービス
- 就労支援サービス
- 権利擁護と成年後見制度
- 更生保護制度
まだ心折れないでください!(笑)
大丈夫、案外、いけます(゜_゜)
②試験勉強の期間
1日にどれくらい勉強時間にさけるか?によって期間は変わります。
私のように、社会人としてフルで働きながら勉強する場合、
- 平日1日2~3時間
- 休日1日6~8時間
を確保できれば勉強期間は半年でも受かります!実証済みです。

③独学のメリットとデメリット
「そもそも、独学で国家試験って受かるの?」
「はい、受かります。」ただし本気度は必要です。
独学のメリットは、
- お金がかからないこと!しいて言えば参考書代とカフェ代くらいです。
- 時間や場所に制限されず、自分のペースで進められる
デメリットは、やはり
- 「自分との闘い」になること
勉強プランを自分で立てて、色んな誘惑に打ち勝ちながらプランを遂行していく…
私は、逆にこの「自分で課した課題を着実にこなす」に快感を覚えるタイプ(笑)なので、苦ではなかったです。
もちろん、「今日はどうしても気分が乗らない」「今日はどうしても遊びに行きたい」ときはありますので、おさぼり分は別の日に消化させておきましょう。
④独学勉強プランの立て方
ここまで聞いてもまだ食らいついているあなた!やる気十分、合格の見込み大アリです☆
実際に勉強プランを立てていきましょう。勉強期間は半年間とします。
19科目、ただ最後の2科目は軽めなのでまとめちゃって、18科目とします。
1週間に1~2科目進めるとすると、約4ヶ月かかります。OKです。
4ヶ月で基本的な用語や制度を学び、残りの2ヶ月でひたすら問題を解いていってください。

⑤いざ、独学の勉強方法&参考書紹介
では、私が実際に取り組んで合格を勝ち取った、具体的な独学の勉強方法をお伝えします。
参考書
共通科目と専門科目が1冊にまとまっている参考書がおすすめです。カフェなどに持っていくにも間違えたりしないし使いやすいですからね。
私が使っていたのは「いちばんわかりやすい!社会福祉士合格テキスト ’22年版 [ 寺島 彰 ]」(成美堂出版)
各項目の最後に、過去問から作成した一問一答の確認問題が載っているので、簡単に学びの確認ができるのが私の好みです(*^^)v
ステップ1:参考書の中身をまとめながらノートへ書き写す
このテキストの中身を、自分がパッと見てわかりやすようにノートに書き写していきます。
こんな感じ↓

要点を分かりやすく、簡潔にまとめていけばOKです!
※この時使う色ペンは1~2色に絞って下さい。私は赤シートで消せるようにピンク(重要な文章)とオレンジ(重要な単語)を使っていました!
※ぎゅうぎゅうに詰めて書かず、余白を残すことを意識してノートを使って下さい
これで地道に19科目分、写していきます。目安は3ヶ月間。
ステップ2:第1章に戻り、ノートに加筆をしていく
19科目書き写したころには、最初の科目を忘れかけていると思います。
それで大丈夫です。
また第1章に戻り、ステップ1のノートに3色目の色ペン(私は緑)で補足を書き足していきます。
ここでの補足は、参考書を見比べながら、「ここも大事だよな…」と1回目で書き落とした内容を付け加えていくイメージ。

これをまた19科目通していきます。目安は1ヶ月間(ここまでで合計4~5ヶ月ですね)。
ステップ3:問題を解いていく
ここからは実践です。
科目ごとに分かれている問題集を繰り返し解きます。最後の1~2ヶ月の追い込みです。
おすすめは「福祉教科書 社会福祉士 完全合格問題集 2022年版 (EXAMPRESS) [ 社会福祉士試験対策研究会 ]」です。
厳選された重要&頻出の過去問が科目ごとにまとめられていて、復習が非常にしやすいです。
「左ページ=問題、右ページ=解説」のレイアウトもGOODポイントです☆
この問題集を解いて、正解していても1問ずつ解説を読み、わかりきっていなかったところをノートに書きこんでいきます。何度も間違えてしまうところはマーカーをします。
こんな感じ↓

最初のシンプルなまとめノートから、かなり濃密な自分用のノートになりました!
このノートを見れば自分の弱点がすぐわかり、なんども読み返すことで弱点が強みになります。
私は試験当日も、このノートをお守り代わりに持っていきました☆
<独学はやっぱり無理!という方へ>
どうしても独学は続かない…自分には向いていない…
という方は、潔く、 ユーキャンの社会福祉士通信講座 などを利用しても良いと思います☆
手段はどうであれ、合格を勝ち取るのが目的ですからね!
自分に合う勉強法を見つけてください(*^^)v
【まとめ】社会福祉士国家試験・勉強方法
- 敵を知る=19科目、マークシート方式の150問。60%以上の得点&0点科目なしが合格基準。
- 働きながらの独学勉強期間は、半年あれば合格可能。
- 独学のメリットはお金がかからないこと・デメリットは自分との闘いであること
- 独学勉強方法:3ヶ月でまとめノート作成→1か月で補足追記→2ヶ月で問題集繰り返し解く&弱点をノートに書きこむ
- 独学にこだわりすぎず、自分に合った勉強法で合格という目的を勝ち取る!!!
どうでしょうか。。。半年間では結構スパルタかもしれません(^^;)
試験は年に1度、毎年2月ですので、もし試験日まで半年以上あるなら今から始めておくと焦ることもなく、充分準備して国家試験に臨むことができます!
1日でも早く始めるに越したことはありません。
▶早速、国家試験へ申込む!という方はこちらで期限など確認してみてください♪
▶社会福祉士国家試験当日を控えた方はこちらも参考にどうぞ(^^)
それでは!無事合格し、社会福祉士として、現場でお会いしましょう♪
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