
社会福祉士の国家試験、自己採点してみたけど、どれくらい得点すれば合格するの?合格率は?

合格したらすぐに社会福祉士と名乗っていいの?証明書はでるの?
そんな疑問に、実際の証明書などお見せしながら以下の要点に絞って解説します!
- 合格基準と合格率
- 合格発表の方法
- 合格後の必須手続き
ちなみに私は、社会福祉士国家試験に独学で一発合格しました。
フルタイムで働きながらどうやって独学をしたのか、手続きや試験当日に失敗しない方法などをまとめています。



【社会福祉士国家試験】大学別合格率・合格後の登録手続きまとめ
合格基準と合格率
合格基準は2つあります。
- 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
- 1を満たした者のうち、18科目群すべてにおいて得点があった者。
つまり、60%以上の得点を取ったとしても、0点の科目があれば不合格になってしまうという事ですね。勉強しない科目を作ることはできない仕組みです。
合格率はだいたい毎年25~30%くらいです。
2021年2月に実施された第33回試験では、以下の結果が出ています。(厚労省発表)
- 受験者数…約3万5千人
- 合格者数…約1万300人
- 合格率…29.3%
第33回試験の大学別では
- 国公立…1位:名古屋市立大(100%)、2位:東京都立大&大分大(89.5%)、3位:徳島大(87.5%)
- 私立大…1位:武庫川女子大(68.6%)、2位:松山大&富山国際大(66.7%)、3位:兵庫大(63.2%)
でした。ただし、受験者の母数が大学によって大きく異なるので、あくまで参考程度に。
それでもやはり国公立大出身者の合格率は高いですね~
※出典:旺文社教育情報センター http://eic.obunsha.co.jp/eic/pdf/kokushi/2021/0407_2.pdf
合格発表日と発表方法
毎年3月15日です。試験日の1か月後くらいですね。そわそわの1か月です(^^;
第34回(令和3年度)は、令和4年3月15日(火曜日)です。
合格速報は、社会福祉士振興・試験センターのホームページで確認できます。
直接見に行きたい!という方は、社会福祉士振興・試験センターで掲示もされますよ!
合格速報後、数日かかりますが郵送でも合否通知は届きます。
合格者は登録手続きを忘れずに!
合格された方、おめでとうございます!!!
でも、「合格だー!」と喜んでおしまいにしないでくださいね!(笑)
登録まできちんとしないと「社会福祉士」の国家資格は得られません。
社会福祉士・新規登録の方法
合格者には、「社会福祉士新規登録の手引き」という冊子が合格通知と一緒に届きます。
これを見ながら必要書類(本籍地の分かる書類など)をそろえ、簡易書留で郵送します。
登録料をセンターに振込む(15,000円+手数料4,050円)ことも忘れずに!!
無事に登録が完了すれば、立派な登録証が届きますよ☆
※注意点※
受験資格区分で「見込」の方は、証明書を【直ちに】提出する必要があります。 提出がないと合格が無効になりますので要注意です。 |
社会福祉士国家試験・合格関連まとめ
最後にこの記事のまとめです。
- 合格基準→60%以上の得点かつ0点科目なし
- 合格率→25~30%。国公立大出身者の合格率は高め
- 合格発表の方法→HP、掲示、郵送
- 合格後の必須手続き→必要書類を簡易書留で郵送&登録料振込む
合格発表までは落ち着かないと思いますが、まずはこれまで頑張った自分を労ってあげてください(^^♪
無事合格された方は、登録手続きを確実に期日内に済ませましょう☆
それでは!福祉の現場でお会いしましょう♪
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